結婚式におすすめ!当工房では珍しい木彫りウェルカムボードを1 枚づつ手作りで、全国でも希少な木目透かし彫り・木彫りポエム・木製表札・看板等を作成しています。

表札の豆知識

ほとんどの住宅には、住人の名前が彫られた表札が設置されています。とても身近な存在の表札ですが、歴史や彫り方の意味などあまり知られていない知識がたくさんあります。そこで、表札の豆知識をご紹介します。

○表札の歴史

表札が一般家庭に設置されるようになったのは、ごく最近のことです。江戸時代に確立された士農工商の身分制度により、武士や公家といった身分の高い者だけが苗字を名乗ることを許され、一般庶民が苗字を名乗ることは許されていませんでした。そのため、表札を設置出来るのも苗字を名乗っている一部の家庭のみでした。

明治に入り、徴税や徴兵のために全国民が苗字を持つことが義務化されましたが、表札はさほど普及しませんでした。しかし、大正12年に関東大震災が発生し、行方が分からなくなった家族を探すため、表札を設置する家庭が急増しました。これをきっかけに、他の地域でも表札を設置する習慣が広まったのです。

○表札の彫り方

表札の素材には、昔から木が使用されてきました。木彫りの製品に文字を彫る方法には、文字の部分を彫って色をつける沈み彫りと、周りを彫って文字を浮き上がらせる浮き彫りがあります。風水では、浮き彫りの表札を玄関に設置することで良い運気が流れてくるという考え方があるため、浮き彫りの表札が推奨されています。アート信州でも浮き彫りの表札を製作しています。

○表札のサイズ

一般的な表札は、「縦7寸×横3寸×厚1寸」のサイズで製作されています。これをメートル法で表すと「縦212.1mm×横90.9mm×厚30.3mm」になります。全国的に普及しているのはこのサイズですが、関西では少し大きめのサイズで作られています。江戸時代、流通と経済の中心地であった大阪には全国から大名が集まり、蔵屋敷を持っていました。

大名たちは権勢を競うように屋敷の規模を拡大し、それと同時に表札のサイズも大きくしていったため、現在でも関西では大きめの表札が使われているのです。アート信州では、一般的なサイズから半端な数字を省いた「縦210mm×横90mm×厚30mm」のオリジナルサイズを中心に製作しています。

昔ながらの木彫り表札を作るなら、アート信州へお任せください。ヒノキ無垢材を使用しているため、月日が経つごとに趣が増していきます。縦書きの和風木彫り表札だけでなく、人気の横タイプの木製表札もご用意しています。


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