木彫り工房のアート信州

木目透かし多段彫り

木目透かし多段彫り

木目透かし多段彫りは、ただ透かし彫りに彫り込むだけでは無く、全く彫らない部分、少し彫った部分、深く彫った部分、彫りぬいて透かした部分と段々に彫りの深さを変えて絵柄や文字を表現したものです。 余談ですが、あまりにも細部まで表現しているため、よく「レーザーで作ったのか?」とか「NC旋盤を使ったのか?」と聞かれることがあります。 もちろんそんなコンピュウター制御の自動機では、天然木の年輪を1本1本残して透かすことはできません。 人間の手によって、木目の角度を観ながら少しづつ砂を吹き付けながら彫り込んでいくからこそ表現できる、手間と時間を掛けた木工芸の逸品です。

英泉 木曾街道 塩尻峠諏訪湖眺望

広重 東海道五十三次 原の宿

天然の木目が描きだした雄大な富士山は観る人の心も癒してくれます。

北斎 富嶽三十六景  神奈川沖浪裏

葛飾北斎が描く浮世絵の代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を木目透かし多段彫りにしました。 新築祝い,記念品,褒章,叙勲,米寿,卒寿,百寿のお祝いなどに喜ばれます。

北斎 富嶽三十六景 本所立川

大切なお客様をおもてなしする応接間やリビングに「ホッ」と気が休まる和風の趣はいかがですか