東海道五十三次/三島

静岡県三島市 三島宿 伊豆の国の代官所が置かれていた天領地

中央に描かれた籠から観て左手に三島大社の大鳥居が描かれていることから、籠に乗った老人と馬上の旅人は、これから箱根山の険しい旅を始めることが伺える。
この絵は、中央の籠と馬を印象付けるために、背後の人やモノは、影絵のような表現で、霧に包まれた三島宿の朝の情緒を巧みに描いている。