東海道五十三次/奥津
静岡県奥津
由比からの薩埵峠を下ると、駿河湾沿いの平坦な地となります。湾に流れ込む興津川を相撲の関取が、一人は、輿にのり一人は、馬に乗ってわたって行く。人一倍大柄の関取を小柄の渡し役たちが力を合わせて担いでいる。
遠く駿河湾には、荷運びの帆かけ船が多数みられる、峠道と違いのどかさもうかがえるほのぼのとした絵柄となっています。