渓斎英泉の浮世絵 木曽海道六十九次の内 塩尻宿

英泉 木曽海道六十九次/塩尻宿長野県塩尻市塩尻町

江戸時代初期は、中山道は下諏訪宿を出て、小野峠を経て小野宿に至り牛首峠を越えて贄川宿へ向かう経路でしたが、峠続きで難所すぎたため塩尻峠を越える経路に変更されました。峠の西側にあった伝馬宿を宿場町として設けられました。三河からも越後からもこの地点で塩がなくなることから塩尻の地名がついたようです。

塩嶺峠の山頂から望む諏訪湖t富士山を雄大な景色で描いた浮世絵です。現在でも塩尻峠の頂上展望台付近で、ほぼ同様の景色を楽しむことができます。



「塩尻嶺諏訪湖水眺望」の浮世絵木目透かし多段彫りは、こちら