歌川広重 木曽海道六十九次の内 塩なだ
中山道六十九次のうち江戸から数えて二十三番目の宿場です。旅籠は10軒ほどと小規模な宿場町です。
宿場の西方を流れている千曲川の渡船場の風景を描いています。茶屋で一服しながら寛いでいる仲間と合流しようとしている船頭が生き生きと描写されています。近くの鮮やかな色彩に対し、遠方を墨の濃淡で表す遠近感を用いた広重ならではの手法が使われています。
中山道六十九次のうち江戸から数えて二十三番目の宿場です。旅籠は10軒ほどと小規模な宿場町です。
宿場の西方を流れている千曲川の渡船場の風景を描いています。茶屋で一服しながら寛いでいる仲間と合流しようとしている船頭が生き生きと描写されています。近くの鮮やかな色彩に対し、遠方を墨の濃淡で表す遠近感を用いた広重ならではの手法が使われています。