歌川広重の浮世絵 木曽海道六十九次の内 和田

広重 木曽海道六十九次/和田長野県小県郡長和町和田

江戸から数えて二十八番目の宿場です。70軒の旅籠があったといわれ、ここより標高1531mの和田峠を進むことになります。現在、近くに車山スキー場や霧ヶ峰スキー場があることからわるように、中山道中最も積雪の多い難所とされていました。

この浮世絵もその雪に覆われた和田峠の冬景色を描いています。道筋の横線は、起伏ある街道を示しているようです。


浮世絵木目透かし多段彫りは、こちら