東海道五十三次/赤阪愛知県豊川市 赤阪宿

東海道五十三次の宿として、平成15年の最後まで実際に営業をしていた大橋屋の中庭を描写した浮世絵です。

且ては、三河国の天領地の代官所が置かれたり、明治になると三河県の県庁所在地とされたことから、当時は、この地区の中心地だったようだ。

風呂上りで髪の手入れをしながら談笑し合う女性たち、風呂上りで手拭を肩に掛けて部屋に戻ろうしている男性、キセルを吸いながら按摩師の挨拶を受けている男など、旅の疲を癒している人々の和やかな雰囲気が活き活きと描かれています。