リンッ!とした表情で絵を引き立てる年輪。年輪は自分の我を通し、作品のすばらしさを増幅している。本当の木工とは「木」を素材とするだけでなく、「木」の良さをもアピールするモノ。木目透かし彫りはその手立ての見本ではなかろうか。