東海道五十三次/荒井静岡県湖西市 荒井(新居)宿

元々東海道中の宿場町は。橋本宿でしたが明応地震で津波の被害にあって壊滅してしまったため、現在の新居の地に宿場町が出来上がったようだ。

浮世絵では、渡し舟が描かれており傘を顔に乗せて寝ている者、体を伸ばして大きなアクビをしている者などゆったりとした旅の情緒が伺える。また、その先には、家紋幕で飾られた大型舟であることから、参勤交代中の大名御用命舟と考えられる。