東海道五十三次/江尻
静岡県清水
広重は、自分で実見した風景を描写した絵柄の他、「東海道名所図解」などをモチーフに想像的に描くこともあったと言われている。江尻宿もこの手法を用いられたと思われる。
清水の湊に帆を下して停泊している舟と沖合にでて順風を受けながら帆を張った舟が描かれており、遠くに少し霞んだ富士山と愛鷹山が描かれています。